*** 教 育 相 談 室 ***

小学校2年生の娘のことでご相談します。
幼稚園にいたころから性格的には短気で頑固なところはあったのですが、2年生になった頃からどちらかというと強い性格のお友達ととっくみあいのけんかになり、弱い性格の友達には傷つくような言葉を言って泣かせたりということが多くなりました。
お友達とのトラブルは本当に多いです。
それから先生からも連絡をもらったのですが、授業で間違えたところを直すようにというとプイッとそっぽを向いて絶対に直さないそうです。
先生は「教師への反抗は4年生くらいで出る子がいます。ちょっと早いですね。」とおっしゃってくださいましたがとてもショックでした。
私が注意をしたり教えたりしても意地でもといわんばかりに返事をしません。
昨日も夏休みで実家へ連れていったのですが私の母が「ママがいなくてもいい子にしてるんだよ」と言った言葉だけで「ふんっ」とそっぽを向いてしまい不機嫌になります。
反抗的なあの態度をみると私のほうもカッとなってしまいついガミガミ・ネチネチ言ってしまいます。
あの頑固というと聞こえはいいですが、かたくなな心を直してあげることができるなら親としての私の態度を
(以下文字化け)

まみ様  メールありがとうございました。
2年生のお子さんの性格のことでお困りのようですね。
昔から 三つ子の魂百まで という言葉があるように、性格というのはなかなか治らないもののようです。
たぶん誕生からかなり甘やかして育ててしまったのではないかと思います。
たとえば、赤ちゃんころ ちょつとでも泣くとすぐに抱き上げて泣くのをやめさせてしまったというようなことはなかったでしょうか。

確かに現代っ子はどこのお子さんでもわがままに育っていますから、大なり小なり欲求不満に対して耐えるということができなくなっていますのでおたくのお子さんに限らず、自分勝手な言動が多いようです。
ただし、お子さんの強い性格がいわゆるこの頃の特徴であるギャングエイジといって反抗期の行動であれば、一過性ですから年が経てば多少は改善されます。
メールの内容から考えられることは、このお子さんの場合精神的にすでに4年生か5年生くらいになっているように思いますので、第一次反抗期にはいっているように思われます。
当面の対応の仕方としては、あまりお母さんが そのことに神経をとがらせないで、担任の先生と連携しながら暖かく見ってやることが大切です。
ただし、学校で他の友だちに対して迷惑になるような言動をとったときには、きちんと注意していただくように担任にお願いしておくようにしてみてください。
今日のところはこのくらいにしておきたいと思います。
またのメールをお待ちしております。

戻 る 意見、要望、聞きたい事、悩み事相談はこちらへ