内申書について

内申書についてご心配の山田さんに。
中学生を持つ保護者の皆さんは「内申書」について大なり小なり気になるところです。
しかし、私の体験で申しますと中学三年の担任の共通した気持ちはやはり「自分のクラスからは不合格者を出したくない」ということです。
したがってどんなに気の合わない生徒であっても、いざ内申書を作成するときになると、なんとかその子の「よいところ」を見つけて記入するようにするものです。
むしろ最近の中学生のなかで「内申書」をめぐるトラブルが起きていることのほうが私にとっては気になります。
勿論 部活動に一生懸命取り組むことにこしたことはありませんが、それができなかったと言うことだけで不合格になるということはないと思います。 やはり合否を決めるのはテストの成績如何です。
ただ、最近の入試の傾向として「内申書」を重視してきていることも事実です。
したがってお子さんの好きな「部」を選んで 活動させることも大切です。
これは単に内申書のためというよりお子さんの人格形成のために必要なことです。
気の合う友達と同じ部に入るのもいいでしょうし、お子さんが好きな先生が顧問になっている部でもいいでしょう。運動が苦手ならば文化的な部を選ぶのもよいでしょう。
とにかくお子さんが好きなことに一生懸命取組むことが大切なことなのです。

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