《 いじめ・登校拒否について考える 》その2 どんな子がいじめられるか? 前回の質問A・質問Bについて触れておきたいと思います。 質問Aは、お子さんについての質問ですが、10の質問についてあてはまる項目が多いほど「いじめ」を受けやすく(またはいじめる側になりやすく)、また登校拒否(最近はこの言葉は使われなくなりましたがあえて使います)を起こし易いお子さんになる可能性があります。 つぎに質問Bについてですが、これはご両親についての質問です。 質問Aと同じで、あてはまる項目が多ければ多いほど、あなたのお子さんが「いじ め」に会い易く、また「登校拒否児」になる可能性が高いと言えます。 (ただし、質問項目についても、またその結果の見方(診断の仕方)についても、これはあくまでも私の経験を基にしたもので学問的な調査に基づいたものでないことをお断りしておきます。) つぎに質問A、質問Bのそれぞれの項目について、該当する項目が多いお子さんほど「いじめ」や「不登校」になり易いのはなぜかということについて触れてみたいと思います。 1.最近の若いお母さんの大多数はお子さんが生まれるとそのほとんどが人工栄養でお子さんを育てています。それにはそれぞれ理由がありますが、私からみる と母親自身の個人的な理由によることが多いようです。 しかし、赤ちゃんにとって母乳に勝る栄養源は無いということは誰しも知っていることです。もちろん、最近の粉ミルク(人工栄養)は、かなり母乳に近いものになってきていると言われていますが、それでま母乳には及びません。 私がかかわった多くのお子さんを見ても、健康面はもちろんのこと、とくに精神面でその差ははっきりと出て来ます。 具体的には、病気にかかりやすいのも、「キレ易い」のもやはり人工栄養育ちのお 子さんの方が多かったようです。 その結果が「不登校」 や「いじめ」の元になっていることをぜひ知っておいて戴きたいと思います。 学校に入学してから起こるさまざまな問題行動(不登校やいじめ)の原因は、すでにあなたのお子さんが生まれたときから始まっているのです。 |
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