《上手に叱ること・上手にほめることは難しい!?》その2

先日、県立のこどもの国児童館へ行った。玄関のすぐ脇にいろいろなパンフレット
が置いてあり、そのなかのひとつに「こどものこと、アレコレ」と題したものがあったのでその内容を紹介してみたいと思います。

叱るよりほめること 育てかたの基本 (原文のまま)


◆  叱ることの悪影響  ◆
 みなさん 叱られた経験はありませんか?
心に古傷として残っている場合もあるかも知れません。「叱られる」という恐怖や
不快の思いは、こどもの心の発達に、良い効果を与えません。
叱られる原因となる いたずらやわがまま、自己中心的な行動も、こどもの発達過 程の現れです。この発達過程を通過しなければ順調に育っていくことができないか ら、叱って押さえ付けてしまうのは、間違いです。(中略)  
 成人でも叱られるより ほめられるほうがよいと思いませんか?
例えば お姑さんが何かにつけて、小言ばかり言う人だと辛抱強い人でも我慢でき なくなり、嫁と姑の仲は険悪になります。(中略)

こどもは、ほめられると文句なしに、うれしいのです。いい気持ちになりますから
こどもなりに精一杯、よいことをしようとします。
ほめて、認めてもらうことを積み重ねててくうちに、こどもは、自信や意欲が培わ れていくのです。(中略)

 ほめることは認めることです。認められればやる気になり自信がついてきます。 毎日いろいろな生活場面で、こどものよいところをさがして、ほめ励ましてやりま しょう。(以下略) 

 最近、子育てに関して盛んに「ほめること」をすすめる風潮がみられます。
学校でも、相談室でも、講演会などでもほめることばかりがが強調されすぎている
ような気がしてなりません。
そしてご紹介したパンフレットの内容のように、「叱ること」があたかも悪いこと のように言われていますが、本当にそうなのでしょうか?

このHPをお読みいただいた読者の皆さんは、このパンフレットの内容をどう感じ られますか?

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