《 いじめ 》 について考える  その3  いじめは無くならない?

前回、いじめについて実例をあげさせていただきました。このような例はどこの小学校でも日常的に起きているものです。
前回の例からお解りのように、いじめられ易い子供のタイプとして一般的に挙げられることは

@ 身なりがだらしない子
A おとなしい子
B 先生にかわいがられている子
C 身体的に特徴のある子
D 勉強などがよくできる子
E 家庭が経済的に豊かな子
F 高額な物を持ってくる子
G 動作のおそい子
H 目立ちたがり屋の子
I 正義感の強い子 等々

このように、いじめの対象になりやすい子供のタイプを、私の経験を通して挙げてみましたが、このことは私たち大人社会で起こっているいじめと共通していることが分かります。

隣の家が高級車をもっている、豪華な家を建てた、友人が高価なブランド品を身につけている、子供が有名校に合格した等々の理由で近所からネタミやヤッカミを受けたり、職場でいじめを受けている大人がたくさんいることと極めてよく似ています。

このことからお解りのように、学校で起きている 《いじめ》の問題は大人社会での問題そのものなのです。
ですから大人社会で《いじめ》や村八分のような卑劣な行為が無くならない限り《いじめ》は無くならないと私は思います。

とは言っても現実にわが子がいじめの対象にされているとしたら心配しない親はありません。
そこで私なりにその対策を考えてみました。

@ 普段の生活を通して、なんでも話せる親子関係をつくる。
   このことは、親としていじめを発見する最も大切なことと思います。
A わが子が学校でいじめられていることに気づいたら、親としてどんなことができるかを冷静に考えてみる。 (次回につづく)

『お礼』
群馬の佐藤さん うれしい感想文をお寄せいただきありがとうございました。



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