学級担任その2   担任とうまくつきあうために!

教師も人間ですから、いろいろなタイプの先生がいます。
とかく保護者や子どもに嫌われがちなタイプとして

@ えこひいきをする先生
A 独善的でヒステリックな先生
B 子どもと遊んでくれない先生
C 物事を事務的に処理する先生
D 子どもや保護者の意見を聞き入れてくれない先生
E 教育的な情熱のない先生
F 組合活動に熱心な先生
G よく休む先生
H 教え方が下手な先生
I 内申書のことをちらつかせる先生 等々

 まだまだたくさんありますが、これらのタイプがいくつか組合わさって嫌われている先生がいるわけです。
しかし、たとえ担任がどんな先生であれ、1年間はお付き合いをしなくてはならないわけですから、うまく付き合っていくしかありません。
そこで、お母さんとして、子供が先生をどのように見ているかしっかり聞いてみることが必要です。お母さんによっては、とかく子供の言うことを、うのみにして、いっしょになって先生批判をしがちですが、これだけは絶対にしないことです。お母さんとして一番やって欲しいのは、子供と担任との関係を少しでもよい方向にもっていくことです。
 そのために、お母さん自身が担任の側にたって、担任の良いところに目を向けさせるようにしないと、ますます、子供と担任との関係がうまくなくなってしまいます。
また、お母さんが、日常、子供の前で担任を批判するような言動をとっていると、子供の学校での態度も批判的になります。少し経験を積んだ先生になると、教師にたいする子供の態度で、お母さんの教師に対する態度や考えまで分かってしまいます。
『こんどの先生 おもしろそうね。』など子供の前で話してみると意外に子供はその先生を好きになるものです。ただし、中学生になると子供自身が先生を評価するようになってきますので、そう簡単にはいきませんが、中学校は、教科担任制ですから、学級担任とうまがあわなくても他の先生が好きになって、その先生のことばかけや励ましでかなり救われる場合もあります。
 いずれにしても、いったん決まった学級担任は、よほどのことがない限り変えることはできないのですから、ぜひうまく付き合っていって欲しいものです。
それでもうまく行かない場合は、直接学級担任と話し合うか、それが不可能の場合は市町村教育委員会の学校教育課に電話で相談してみてはいかがでしょうか。ただし、教育委員会の場合、匿名でなく名前を告げてから、相談するようにしましょう。
なお、このことについてのご質問はマルチメディア推進協議会までお願いします。
 次回は、私の出会ったすばらしい先生を紹介したいと思います。

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