お部屋を借りる時の基礎知識
探す前から下見までに知っておきたいこと
ステップ1
予算・条件を設定する
どこでもいいから、では部屋探しはできない。いくらの予算で、どんな場所、間取の部屋を探すのかを明確にするのが第一歩だ、同時に住宅速報で自分の希望が現実と大幅にずれていないかもチェック。
 
ステップ2
不動産会社に連絡・訪問する
住宅速報で自分の希望するエリア、条件の部屋を扱っていそうな不動産をピックアップ、電話をかけてみる。その後、実際に訪問する。また、現在住んでいる部屋の退去通告も、住み替えを決めた早い時点で行なう。契約によって1ケ月前、2ケ月前と多少差があるので、契約書を読み直して。
ステップ3
物件の下見・比較検討
不動産会社ではまず受付け書類に希望の条件などを記入、その後、実際の部屋の紹介をしてもらう。間取図などで気に入った部屋があれば現地に下見へ。時間がなければ翌日や翌休日になることも。気に入った部屋に出合うまでこの作業を繰り返す。
ステップ4
契約する
気に入った部屋が見つかったら書類を用意、保証人を立てて契約に。決定から1週間以内に不動産会社で行なわれることが多い。
ステップ5
引越し、入居する
契約が終わってカギをもらったらあとは引っ越すだけ。休日、祝日は込むから、部屋が決まった時点で引っ越し会社に連絡しておこう。
ステップ6
更新あるいは解約する
契約終了の遅くとも2ケ月前くらいには、契約を更新するか解約するかを大家さんあるいは不動産会社から打診されるので、いずれにするかを返答する。
決めておきたい新居の条件は?
 新しい部屋にはあれもこれもと望みたいところだが、できるだけ具体的に条件を決めておかなくては希望の部屋を見つけるのは難しい。そのために決めておきたいのは最低、以下の4点。

@予算 これはどうしても外せないし譲れない条件。無理のない範囲で設定すること。

A立地 通勤や通学を考えて無理のないエリア選びを。もちろん、乗り換えは少ない方が便利だ。利用するターミナル、希望する沿線、駅までをリストアップしておこう。その際、希望駅は1つでなく、2駅〜3駅挙げておいたほうが探してもらいやすい。また、バス利用でもいいから、駅から歩くとして何分くらいまでならいいのかも決めておくこと。

B間取と広さ 現在住んでいる部屋に、どのくらいのスペースを付け加えたいのかを考えて希望する間取を決める。同じ2DKといっても専有面積には幅があるから、現在の住まいがどのくらいか、から希望の広さを考えて。また、現在の住まいで不満な部分があれば、その点を解消するような条件設定を。たとえばキッチンが狭くて、という場合には「独立型で3畳以上」など。

C譲れない最低条件 これは人によって異なる。どうしても日当りのいい場所が、という人もいれば、3階〜4階以上で窓を開け放しても外から覗かれない場所、という人もいるだろう。その人なりのどうしても、という条件があれば、それを具体的に出しておく。ただ、こうした条件のすべてが満たされる部屋はきわめて珍しいから、どの条件が満たされればいいのか、優先順位を付けて、考えることが必要だ。
下見のポイントは環境、利便性
 現地の下見で年代、家族構成にかかわらずチェックしたいのは環境と建物、利便制の3点。それぞれ最低限見ておかなくてはいけない点を以下に挙げよう。

@環境では 日当たり、騒音・振動、周囲の安全面をチェック。特に日当たり、騒音・振動は自分で現地まであしを運ばなければチェックできないポイントだ。

A建物内では 設置に故障や異常があれば入居までに大家さんに直してもらわなければならない。下見時にチェック、だれの責任と負担で修理されるのかも確認しておこう。

B利便性では 周辺、駅前の商店街の有無と閉店時間を。最低でもスーパー、コンビニエンスストア、クリーニング店などの位置は確かめておこう。

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資料提供
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     群馬県太田市飯田町574 рO276−48−8011
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